2013年 2月 の記事

DxtoryとBandicam

普段PCゲームの録画はBandicamでやっちゃうことが多いのですが、動作の重いゲームでは操作にすらレイテンシが付きまとうような具合でプレイもままならず、結構ストレスがたまることが多いです。ちょっと古めのゲームや、valveのSourceのような軽めのゲームエンジンを使っているゲームならばBandicamで問題がなくとも、はやりのCoD、BF3のように、少しでも動作が重いといわれているゲームでは操作との遅延が出てしまうし、フレームレートが半分以下まで落ち込むこともあります。HD7970ではBF3の低画質設定で120fps付近を保てるというのに、録画をすると80fps(しかし実際は60fps未満?)にもなってしまうので、これでは120Hz液晶の恩恵も享受できません。これらの原因は、Bandicamが録画と同時にエンコードを行うという方式をとっているために起こる現象なのですが、Bandicamでも設定可能なエンコードをしない無圧縮録画をしたとしても同じようにフレームレートの低下を招いてしまうのです。ひとつのディスクに書き込むということで、HDDの速度や帯域が足りていないのが原因なのでしょうか?全体的にBandicamは、汎用PC録画ソフトとしての域を出ていないように思われます。

かたやDxtoryといえば、ゲーム録画において最速を謳ったキャプチャーで、設定項目の量・質共にbandicamの比ではないゲーム専用キャプチャーソフト。前にDxtoryを試した時点ではHDDの数もひとつしかなかったため、Bandicamの無圧縮録画と大して変わらないような印象でした。試用版の広告サイズも考えもので、ライセンスを購入する気すら起きなかったのも、今考えれば仕方ないような気がします。

それから一年ほど経ち、今回は容量の半分以上が空いているHDDが二つ並んでいる状態でしたので、分散書き込みで録画をしてみました。すると、Bandicamではfpsが半分まで落ち込んだBF3の1080p→720pのスケーリング録画でfps低下が一切見られず、録画をしながら120fpsを保つことができるという結果に・・・。何のためらいもなくライセンス購入に至りました。
dxtoryraid

しかし、ゲームであればDxtoryがすべて勝っているかというと、決してそうでもありません。Dxtoryではその煩わしさと、結果的にかかるコストの問題が大きな障壁となっています。Bandicamでは圧縮録画をしてくれるため、ずーっとだらだらやっているようなゲームでも大した容量にはならず、その面では気持ち的にも楽ですし、ゲーム以外の画面キャプチャも行えて、汎用的な利用としては本当に役立ちます。その反面、Dxtoryは録画をするにもまず何らかの設定をしないと使い物にならず、基本的に圧縮もしないため、Bandicamの初期設定に比べ10倍サイズの動画ファイルを平気で吐き出してきます。この大きい容量に耐えるためにはHDDに余裕がないといけませんし、分散書き込みをするのであれば結合する手間もかかります。
dxtoryencode
結合時間はかなり長く、早くエンコードをしてしまいたい動画もこの手順を踏まなければならないので、本当に面倒です。

コストという面から見れば、Bandicamがおよそ4000円、Dxtoryが3600円であるため大した差はありませんが、Dxtoryを本当に使いこなそうと思ったときにかかる設備投資的なハードコストは大きく差が開いていくかもしれません。特に分散書き込みをするのであれば二枚以上のHDDが必要ですから、結果的にはソフト自体の値段がちょっと高いBandicamの方が安く済むなんてこともあるでしょう。

結局この二者のキャプチャーソフトでは、そのターゲットが大きく異なっているのであろうと考えられますが、重いゲームをストレスなく録画するのであればDxtoryしか選択肢がないような状態ですし、軽いゲームでBandicamではなくDxtoryを使うのはストレージ資源の多くを無駄にしてしまうこととなるでしょう。結局、出番が多いのはBandicam、しかしないと困るのはDxtoryという感じで、僕の場合はどちらも役割を負ってくれたため損はしませんでした。幸い両者ともに試用版、無料版とあるので、自分の環境に最適なのはどちらなのかを、納得のいくまで試してみるのが一番でしょうね。

audio-technica AT-MA2

at-ma2
5000円くらいで買ったオーテク製のマイクアンプ。PCのライン端子が埋まっているため、UCA202を仲介させてのUSB入力となっている。アンプのゲイン調節つまみに関しては、もう少し下へ調節つまみがあれば便利だなというのと、1時から上は出力が強すぎて、僕のように一般的な環境では全く無意味ではないかと思うところだ。もちろん、中々音を拾いづらい環境でもなければこんなアンプは必要としないだろうから、この調節の範囲で上下どちらかが足りないとかいう問題は恐らく出ないだろう。
こいつを買ってから、マイクを使用する上で感度の不便さを感じるという場面は減った。しかしながら、この5000円という価格に対し2500円ほどの機能に関してを便利だと感じているだけで、残りの2500円に関しては一生使うことがないまま終えそうでもある。というのも、業務用のボーカルマイクや何か特殊な集音機器をライン入力で使いたいだとか、そういう用途でなければこの値段でこいつを買うのは割高だと言えるし、ただ通話だけの用途に対してこの値は高いと感じるのならば、ホワイトノイズなど気にせずにソフトウェア的な増幅をしたほうがマシかもしれない。それでもアンプ自体の完成度と使い勝手はさすがに素晴らしく、特にスタンドマイクを利用する際は半ば必要不可欠な存在となってくれている。

PLEXTOR M5P 128GB

冬はPCの騒音もだいぶ落ち着いてきますが、業界トップクラスの騒音をもつ日立製HDDをメインドライブにおいていると、どうしても気になる音が常に発せられている毎日となっていました。速度は7200回転であり、その点ではSSDへの移行を余儀なくされるほどの不満もありません。しかしどうせならこの機会にと、SSDを導入してみることにしました。


購入したのはプレクスターのM5P。プレクスターといえば高品質なCDドライブメーカーとして一昔前に名を馳せていましたが、SSD事業においては台湾ライトオンにブランドを貸与しているだけで、中身は実質ライトオン製だそうです。なぜインテルやクルーシャルのSSDではなく、わざわざ割高で台湾製のこちらを買ったのかといえば、そのコントローラの品質に注目したためです。


プレクスターのSSDではMarvell製コントローラを採用しており、なおかつPモデルにおいては東芝製NANDメモリが搭載されていることもあって、比較的速度が出しづらいと言われている120GB台においても高速なランダムアクセスが可能となっておりました。0fill番長のSSDを買っても実用段階に意味をもつわけがなく、少し高い値段でも十分な速度、品質があるならばそれでも良いというところに落ち着きました。このSSDには5年保障がついているのも、メーカーの自信が見えるようで安心できる点となっているのでしょう。現在導入してから通電300時間ほどですが、体感速度、安定性、静音性全てにおいてHDDをはるかに上回り、PC環境を改善する上でこれ以上ない効果をもたらしてくれました。

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